何を撮るか

近年では、カメラの性能が発達して、プロのカメラマンでなくても、少し勉強すれば綺麗な写真が撮れるようになってきました。 話はそれますが、これからはプロであることで食っていくことが難しくなっていく時代かもしれません。 プロの技術プラス何か、例えば哲学のようなものがなくてはならないのではないでしょうか。

哲学というのは、例えばこんな感じです。「よく旅人が撮る「世界の子供たちの笑顔」のような写真は、世界の真実のある側面しか写していない気がするので、そのような写真も撮りません。 ただ、街をブラブラ歩いてて、ただ撮ってるだけです。」といったような考え方です。 良い悪いではなく、こういったある思想を持っている人にわれわれは魅力を感じるのではないでしょうか。

空気感

一般的に写真を撮るときには、ある対象を綺麗に撮ろうとしてしまいますが、その場の「場」や「空気感」や「世界観」を撮るように撮影してみるのはどうでしょういか。 そうした写真は、何か見る人に感動を与えるのではないでしょうか。何よりもそうした写真を撮るには、リラックスして撮影することが大切です。
ちょっとこだわったお店の中などになってしまうと、周りの目も気になってなかなか自分が思った通りの写真がとれないという気持ちを持っている人は結構多いのです。 とにかくコツは、楽しんでリラックスして撮ることです。